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これらの映像の大部分は、ホームページビルダーズ22の素材集から
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この度東日本大震災および熊本・大分大地震、能登半島地震および各地で頻発し、激甚化する自然災害で亡くなられた方々の心からのご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様のお見舞いと、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。 また、長引いている原発事故の対応が迅速に進むことを願いたいと思います。
また、地震、雷、火事、竜巻、暴風雨・水害、大寒波と雪害、干ばつ、熱波等の最近の想定外の天変地異で亡くなられた方々、被害を受けられた方々のお見舞いを申し上げたいと思います。
また、ぶり返す新型コロナウイルス禍や新たな感染病が、速やかに沈静化することを願いたいと思います。
また、伊豆熱海における豪雨と土石流災害やメガソーラーにからむ土砂崩れなど、最近人災と連動する想定外の複合災害、あるいは、地震、豪雨、雪害などの天変地異が重なって起きる別の形の複合災害への対応が緊急性を増しています。的確な防災・減災対策が望まれます。
◎福島建築環境材料研究所は、"人と環境に優しい建築環境材料”を取り扱う福島敏夫を主宰とするWEB上での同好的な研究所です。
News&Topics
2025年4月16日更新
序文:
人を問わず、動・植物を問わず、生きとし生けるものは、この世に生を受けて、幼年期・青年期を通じて、十分に生命の息吹を謳歌し、生命力の高揚する壮年期を経た後は、いろいろな老化・劣化の影響を受けながら、寿命に達し、やがては土または海に帰ることになる。この寿命たるもの、長短の差があっても、いわば、その生物種生来の生命力に基づくもので、如何なるものも逆らえず、静かに死の訪れを待つことになるのは、いわば、自然の哲理である。されども、頂いた命を大事にして、限られた寿命の中で、大波小波に揺れ揺られながらも、花鳥風月や星・虹などの自然の美景を鑑賞し、動・植物の生命の息吹を感じ、一日一日の生活とまわりの人とのつながりを大切にし、夢と希望を考え、いろいろなことに感受性を持ち、天命および天寿を全うすることが、人間本来の生き方ではないだろうかと考えられる。私が、約10年間の北九州市での生活を終えて、この土浦の乙戸南の地に戻ってから、早くも10年ぐらいになる。その間、囲碁、麻雀、クロースワード・パズル、数独パズル、グランド・ゴルフなどを楽しみながら、持病の腰の痛みなどから解放されて体調の回復を図るために、自宅近くの乙戸南公園等の周りを30分ばかり散歩することを、日課にしていた。その際、自然観察や、街並みの鑑賞、散歩中における近くの人々との会話等を通じて、折に触れ、感じたことや考えたことを、とりとめもなく書き連ねて、日々の慰みの一部としていた。また、小人閑居して不善を為さないために、いろいろの書籍や雑誌を紐解いて、考えるための糧としていた。すると、本来は見えるはずのないものが見えたり、気づくはずがないものにはっと気がついて、恐れおののいたり、また、微笑を禁じ得ないこともあった。ともすれば、思ったほど文章が進まず、中断することもあったが、「継続こそ力なり」という言葉をもとに、書き続けることにした。手、足、肘、肩、腰、首、歯など、体のいたるところの不具合が続出し、悩まされることにもなったが、幸い、頭の働きだけは、衰えず残っていたらしい。日々の散歩や屋内での瞑想等をもとに、気が付いたり、感じたりした話題は、花鳥風月ばかりでなく、星や虹に関するものも含めて、森羅万象に関する話も含まれていると考えられる。生き方を考え、知的好奇心を満足させ、はるか遠い太古の昔からの人間の歴史を顧み、地球における生命誕生の起源とはるかなる宇宙の始まりと果てに思いを巡らし、人生に思いを込めるのに、少しは、役に立つかなと思われる。
他方、国際会議等を通じて訪れた世界各国の主な都市において、町並みや建造物を眺めながら、その時に感じたこと、気付いたこと,考えたことを、紀行文としてまとめることにした。
ここに、それらの記憶・記録を、「乙戸南雑話-花鳥風月および星・虹等を愛でながら-」というタイトルの福島啓舟随筆集としてまとめることにした。片意地を張らない、さらっとした読み物として、座右にでも置いて頂ければ、望外の喜びと考える次第である
令和3年2月25日乙戸南にて記す 福島敏夫(啓舟:ペンネーム)(75歳現在)
福島敏夫随筆集「乙戸南雑話-花鳥風月および星・虹等を愛でながら-」
主宰論説30
トラッカーへさんへの極秘情報のサービス
福島敏夫さんは、約200年前の、日本の高名な浮世絵画家で、江戸時代では珍しく、90歳近くまで生き抜いて、良い作品をたくさん残したという葛飾北斎さんの生き方にあこがれ、それを模範としたやり方をしているようです。
特に、北斎さんが、70 歳過ぎてから、「おれは、いまだに自分がやろうとしたことの半分も実現していない」と発憤し、75 歳で、世界に冠たる「富岳三十六景」という浮世絵を完成したという逸話に感じ入っているようです。福島敏夫さんは、65
歳の定年退職後、「福島建築環境材料研究所 2」というWEB上の研究所のホームページ
( https://fukushima-institute.net/index.html)を開設し、言論の自由と情報発信と啓蒙による世界貢献に努める傍ら、約15年間、同時進行のトロイカの3頭立て馬車方式で、光と水と二酸化炭素に関連した劣化現象の解析と可視化と寿命予測の研究発表を続けているようです(高分子材料の光劣化、水蒸気の非定常移動過程、コンクリートの中性化など)。最近は、3頭増えて、6頭立て馬車になったようです(環境調和型材料設計・生涯設計、外断熱材料システムおよび構法の性能評価・予測、繊維補強コンクリートなどの新規建築・土木用複合材料・部材に関するものが増えた)。4頭立て馬車は、英語では、coach
and four、6頭立て馬車は、coach and six というようです。カタカナで、4頭立て馬車、6頭立て馬車方式は、トロイカでなく、なんというべきか?
“多頭流方式;multi-brain style(英訳)”でいいのかな?)。富士山等の山、川、海の絶景にもあこがれているようですね。また、葛飾北斎さんの「富岳三十六景」という一連の連作や、富岳という言葉の連想によるスーパーコンピュータに関する話題などに対する感じ方もあるようですね。日本の法隆寺や日光東照宮、フランスのモ
ン・サンミッシェルやルーブル博物館など、世界遺産になっているような人類の遺産へのあこがれもあるようですね。また、「睡蓮」の花の絵で有名なモネやルノワールさんなどのフランスの印象派画家や、「ひまわり」の花の絵で有名なゴッホやゴーギャンさんなどの後期印象派の画家達の絵画へのあこがれもあるようですね。それに関連して、絵画、彫刻、陶芸、建築など、いろいろな「美の巨人達」への憧れもあるようです。 以上です。
福島敏夫随筆集「乙戸南雑話-花鳥風月および星・虹等を愛でながら-」
主宰論説38 元素の周期律表と資源・物質循環とエネルギー
前にも少し述べてみたが、宇宙・地球・海・われわれの体の元素組成は、微妙に差違はあるが、かなり似通ったところもあるようである(大量出血時に、輸血が間に合わないとき、体液に似せた生理的食塩水(ナトリウムイオン濃度約
0.9%)を使うが、海の組成に近い。)。元素の組み合わせだけで、万物の起源を論ずるわけにはいかないとは思う。しかし、元素の周期律表を眺めながら、今一度、資源の成り立ちや、生物の由来、資源循環および物質循環のことを考えてみるのも、悪くはないだろうと思われる。ロシアのメンデレーエフが、いろいろな金属・半金属・非金属元素の化学的性質には、一定の規則性があるという元素の周期律を発見し、順序良く並べる周期律表を提案したのは、わずか約150年前のことである。これまでも、銅、鉄、金、銀などの金属元素をはじめとして、主立った元素は、知られていたが、人工元素も含めて、第7周期までのすべての元素が発見されたのも、わずかに約5年前である(2010年2月ドイツの重イオン研究所で
112番目の新元素が発見され、コペルニシウム(Cn)と命名され、2018年に は、日本の理化学研究所で、113番元素が発見され、ニホニウム(Nh)と命名された。その後、119番および120番元素の探索も、続いているようである(化工誌2024年12月号855ページ)。これらの元素の組み合わせから、多くの資源が成り立っている。化石資源、鉱物資源、および岩石資源の非再生産資源も、生物資源、水資源あるいは大気資源などの再生産資源も、有限であり、地殻近傍に局在した一定の存在量があり、打ち出の小槌のように、いくらでも取り出せるわけではない事を、今一度考えた方が良いだろうと思われる。地球の資源は、地殻といういわばリンゴの皮ほどのところに局在するものである。非再生産資源は、枯渇性資源であり、文明の基礎を支える Li、Pd、Ndなどの各種の希有金属も、資源的には、それほど多くはない。魚類、木材、穀物などの再生産資源も、成長の範囲内での利用に配慮しないと、あっという間に枯渇しかねない(一時全く姿を消したハタハタ、ニシンの魚影が、久しぶりにみられたという朗報もあるが、資源的には、捕獲を控えて、成長を待ったためであろう。
地球に豊富に存在するケイ素(Si)などの元素から成り立っている資源や、例え豊富ではなくても循環性に優れた資源は、枯渇するまでに時間がかかり、安定供給性に優れたものと考えることができる。たとえば、建築・土木分野、鉄道・船舶分野および自動車・航空分野での基幹構造材料の一つである鉄鋼は、一番安定した元素である鉄(Fe)を主体とし、炭素(C)を含むことで硬さを得、銅(Cu)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)などを合金元素として含むことで、粘り特性、耐食性などの性能および機能性向上が図られる。また、水和したコンクリートは、主元素であるケイ素(Si)やカルシウム(Ca)の他に、アルミニウム(Al)、鉄(Fe)、酸素(O)、水素(H)、硫黄(S)などから成り立つ。再生産資源の代表とされる木は、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)から成り立つ。また、動・植物の死骸が炭化した石油・石炭の化石資源は、硫黄(S)を一部不純物として含むものの、炭素(C)と水素(H)からなる炭化水素(-(CH)n -)である。 (最近、地球温暖化対策のために、低炭素化、脱炭素化などの用語が氾濫している。木材などは、炭素を主元素として成り立つし、食料の一つの炭水化物も、炭素元素を必須元素とする。炭素元素をうまく使わないと成り立たないことも多い。カーボン・ニュートラルやカーボン・リサイクルはいいとしても、脱化石資源あるいは炭素循環という正しい使い方に改めるべきと思われる。日本化学会の会長さんも、その機関誌の巻頭言で、その旨、述べておられるようである(化工誌2022年9月号667ページ)。
もともと、地球に降り注ぐ太陽エネルギーをもとにして、地圏・水圏・大気圏および生物圏での水、炭素、窒素等の元素・物質の循環が起こる。(福島敏夫執筆原稿;建築協会原稿;出典:特集「(建築とエコ技術)「リサイクルとエコマテリアルの技術開発と評価ー建築材料の視点からー」、建築と社会(2010年2月号)、日本建築協会、(2010)pp.16-19、
2010002recycleandecomaterials.pdf
建築における太陽光の利用と断熱技術併用方式も、カーボン・ニュートラルおよびカーボン・リサイクルに有用ではないかとも考えられる。
(リンク集の欄にあるアイデア・コンペのPDFファイル参照
ideacompe2022.pdf
我々は、化石資源ばかりでなく、生物資源も含めて、生きている限り、より良い暮らしを求めて、地球(あるいは宇宙からも)の資源とエネルギーを消費しながら生活する。また、我々の人体そのものも、その主要な元素組成は、宇宙および海の組成と類似しているという。そういう状況を考えるとき、元素の周期律表と約46億年という気の遠くなる様な過程を経て形成された地球の元素組成とそれに関わる資源の状況に、今一度思いをはせてみるのも、重要であるし、必要ではないかと考えられる。資源・エネルギー問題は、人類誕生以来続く大きな問題の一つであり、戦争や争いの源にもなってきたようだ。うまい解決策を図るべく、人類の英知が問われているようでもある。
自由短歌
春の風自然哲学顧みて現代世界を眺め見る
令和5年3月8日
令和6年1月9日脱稿
令和6年2月9日再脱稿
令和6年12月13日再々脱稿
福島敏夫随筆集「乙戸南雑話【花鳥風月及び星・虹を愛でながら】」から
主宰論説24 元素・物質循環(その2)
地球での元素・物質循環は、地圏、水圏、大気圏、生物圏それぞれの圏の内部だけでなく、その界面および異圏を相互に相乗りする形で起こるようである。地球環境問題を考える際に、このことを過不足なく考える必要があるようである。水、炭素、窒素およびそれらの化合物の物質循環においてもしかりのようである。また、物質循環の源である移動現象及び輸送現象においても、物質とエネルギーの動的な同時移動を考えることが、学術的には正しいとされている。これまで、物質の拡散、熱移動も、独立的に論じられてきたし、それで、かなりのところは、解明可能とされる。劣化現象の可視化でも、これまで、化学反応を伴う物質の拡散の連立偏微分方程式を解くことで、かなりうまくいった。だが、精緻化と実効性向上のためには、物質・熱同時移動で考える必要も多いようだ。大気圏や水圏内部の非定常の温度や含水率分布を予測するためには、水の移動に伴う熱の変化、熱の移動に伴う湿気の変化を、過不足なく取り入れることが必要であるとされる。地球の地圏・水圏・大気圏・生物圏での窒素や二酸化炭素の物質循環でも、この手法が有力視されているようだ。取り扱いがやや複雑になるし、そこまでやらなくても、地球平均温度の経年変化で、かなりの程度気候変動の予測も可能とされているようだ。だが、単一の考え方や尺度だけで論ずるのは、いかがなものかと疑問を持つ研究者も少なくないようである。気候変動の予測においても、今後、異圏での二酸化炭素や水や熱の相互の移動、界面での平衡などを考えた形で、再度精緻化を行うことが意義深いと考えられるようである。
自由短歌: 地球内束縛されつつ移動する炭素窒素の遠い旅路
令和3年5月16日
夢と希望(その2) 長引いている新型コロナウイルス禍を考えるとき、この伝染病は手ごわく、克服できるのだろうか、また、東京オリンピックも、無事開催されるかの懸念もある。このままだと、持続可能な開発目標(SDGs)や世界平和などの同時解決も、やはりかなり難しいものがあると思われる。もう一度、人類の英知を結集して、乗り越える必要があるようだ。だが、太古の昔より、動・植物は、かなり痛めつけられ、絶滅危惧にさらされながらもたくましく生き抜き、季節が廻る時、生き生きとした姿をみせてくれているのは、やはり、すばらしいことではないかと思う。再度、夢と希望が見えてくることを期待したいものである。
自由俳句: 闇に一筋光の見える夜道かな
令和3年5月11日
星と虹と(その2)
前にも述べたことがあるが、夜空にきらめく無数の星は、見上げるとき、その向こうの世界へ思いを巡らせ、悲しみをこらえ、新たな旅立ちを目指し、前向きな生き方を考えるきっかけともなるようだ。また、雨上がりの空にくっきりと映える七色の虹は、そのかなたのまだ見ぬ国や世界への想像力を養い、飛躍的な発想や創造力の源にもなるといわれる。星と虹は、風や月とともに、自然界での天文的・物理的現象であるが、知的好奇心の源となり、また、人に安らぎを与える源となって欲しいものである。
自由俳句: 群青の夜空を彩る無数の星
令和3年5月16日
◎◎2024年のトップページに載せていた事項は、【2024年トップページまとめ】の形でpdfFファイルにしました。
note2024toppage.pdf
ただ、
◎◎2024年を振り返って(その1)及び2024年を振り返って(その2)をこのトップページに残しておくことにします。
note202443Renewal3.pdf
note202444Renewal2.pdf
劣化・低下した機能の完全回復は、一般的には難しいと言われますが、私自身は、懲りず諦めず、今年も、リハビリテーションに励みました。相変わらずぶり返す腰痛や、なかなか回復しない左手の握力低下に悩まされましたが、他の不具合は、かなり改善しました。まず、血行不
良による歩行困難は、ほぼ改善され、二足歩行は、可能になりました。腰痛でしゃがみ込むこともあり、長距離遠出は、まだまだ難しいながらも、短距離だと、杖無しでも大丈夫なようです。ですが、「転ばぬ先の杖」といいますから、散歩の際は、常時、杖を利用しています。また、加齢による業病とされる緑内障も、今のところ、眼圧は、10から11で安定しているので、回復しないまでも、進行は沈静化しており、失明の恐れはなく、まだまだ好きな可視化の研究は、続けられそうです。幸運に感謝したい。生命力や寿命もあり、あと何年続けられるか分かりませんが、知力・体力・学力の回復を図り、2~3やり残した話の実現を図りたいと思います。可視化の話など、自分の好きなことをやり続けると、結果的には、世のため、人のためにも連なると思っています。数独パズル、クロースワード・パズル、偏微分方程式等の応用数学、劣化過程の可視化・映像化などを楽しんでいるので、頭の働きは、まだまだ残っているらしいです。ですが、随分長らくやっているのですが、インターネットを利用した囲碁、麻雀は、相変わらず、まるでダメなようです。よほど才能がないようです。しかし、最近、少しだけ、実力アップ模様ですので、懲りずに続ける積りです。また、また、新聞・雑誌上だけでなく、新たに、WEB 上で、数独パズル、クロースワード・パズルなどを楽しんでいます。
今年は、昨年とは別に、かなり焦点を絞った形でしたが、かなり多方面の活動を続けることができたように思われます。
2月後半には、オンライン形式でしたが、マテリアルライフ学会の第 28 回春季研究会で、「ポリスチレンの光誘起型リサイクル法」というタイトルでの研究発表を終えることができました。耐候性評価のための機器分析など、他の研究者の興味深い研究発表にも触れ、PowerPointファイル共有上のいささかのトラブルに関わらず、無事に済んだのは、幸いだったと思います。
今年は、学会発表は、遠出は、避け、東京圏内に限定しましました。
5月中旬、早稲田大学の国際会議場で開催された日本材料科学会で、「コンクリート系複合材料における熱・水蒸気同時移動解析の試み」というタイトルでの研究発表を行いました。
また、赤坂コンフェレンスセンターAirで開催されたセメント技術大会で、「半球状コンクリートにおける逆ステップ応答解析」というタイトルでの研究発表を無事終えることができました。
7月のマテリアルライフ学会は、東京工業大学の多目的デジタルホールでの対面方式の開催でした。「ポリビニル系高分子材料の光劣化過程の可視化(その8)-機械学習によるポリスチレンの光酸化反応の有効反応速度定数の精密推定の試みと光誘起型促進リサイクル法への応用-」という内容で、無事研究発表を終えることができました。また、高分子材料の寿命等に関する多面的視点からの取り組みと最新の研究成果についての貴重な情報を得ることができました。
8月下旬、明治大学の駿河台キャンパスで開催された日本建築学会 2024 年年次大会では、懲りないようですが、「コンクリートの二酸化炭素による炭酸化の多方面からの進行予測と可視化」の一環として、「二酸化炭素の多方向拡散過程によるコンクリートの中性化進行過程の可視化(その12)-逆ステップ応答解析(その 2;混合セメントコンクリートの有効拡散係数の及ぼす影響)-」のタイトルで、無事対面方式での研究発表を終えることができました。また、若い研究者の、新しい息吹を感じる、興味深い研究発表にも触れることができました。
また、12月初旬、マテリアルライフ学会の第7回マイクロプラスチック・シンポジウムに、オンライン方式で参加しました。海洋・陸地・大気中で観測され、生態系に深刻な影響を与えるとされるマイクロプラスチックの動向とその有効な対応策の模索について知ることができました。
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